脊柱側弯症

側弯症 - 治験例

当院では初診の際、治療前・治療後で写真を撮ります。以下は側弯症で来院された患者さんの写真です。治療効果には個人差があり、全ての方に同じ効果をお約束出来るものではありませんが、参考にして頂ければと思います。

治療前・治療後

側弯症 治療例

脊柱側弯症とは?

脊柱側弯症とは脊柱が何らかの原因で左右の対称が崩れ、側方に曲がってくる病気の事をいいます。

種類

  • 先天性側弯症 … 生まれつき椎骨に奇形がある
  • 機能性側弯症 … 腰痛やヘルニアなどで体が痛くない方へ逃げる
  • 特発性側弯症 … 子どもの側弯に多くみられ、一般に側弯といえばこれにあたります

特発性側弯症

特発性側弯症 写真

成長と共に椎骨、椎間板、肋骨などに変形を来たしながら進行し、骨の成長が止まる17~18歳頃まで続きます。

男子より女子に圧倒的に多く、ヤセ型タイプの子に多いことや、第二次成長期に大きく変化する事が多い為、ホルモン説や筋力説が唱えられていますが原因はいまだ不明です。

学校検診で発見されることが多いのですが、検診をする医師が必ずしも整形外科医とは限らないため、見落とされてしまう場合もあります。

小・中学生では機能性側弯が100人中4人、特発性側弯が100人中2人という統計もあります。

体への影響

外観上の問題

胸椎にねじれが起こってくると、肋骨隆起、肩甲骨の突出といった大きな変形が表れてれてきます。 外観上の問題は美容上の問題として思春期の女の子にとっては精神的にも肉体的にも大変重大な問題を抱えることになります。

腰・背部痛の原因

脊椎の側弯は腰・背部痛の大きな原因となります。特に腰椎は胸椎に比べ肋骨がなく、主に筋肉と靭帯で支えられているので、胸椎に比べると負担が大きくなります。 湾曲した椎体は椎間板に大きく影響し、痛みの原因となります。

心肺機能への影響

胸腰椎の側弯が60度を超えると内臓器に悪影響を及ぼす可能性が出てきます。胸椎側弯角が70度を超えると肺活量が少なくなると言われ、肋骨のねじれによる肺や心臓の機能に対する影響が重要な問題になります。

特発性側弯症は早期発見が治療において重要なカギとなります。 早期に発見して、早期に治療を開始する事によって進行をできるだけ 食い止めておくことが出来ます

ご来院エリア

仙台市(泉区、青葉区、太白区、宮城野区、若林区)

※当院は仙台市以外にも東北地方を中心に宮城県外・仙台市外からも多数の側湾症の患者さんが来院されています。【岩手県、福島県、秋田県、山形県、青森県 、石巻市、多賀城市、古川市、塩釜市など】

※遠方よりお越しの方は1日に2回施術することも出来ます

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